2回食はいつから?量や調理方法などを解説

離乳食

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1日1回の離乳食に慣れてくると、いつから2回食を始めたらいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、2回食に進むタイミングや量、調理方法、タイムスケジュールなどを解説します。

離乳食の2回食とは?

離乳食は食事の回数が1日1回の1回食から始まり、1日2回の2回食、1日3回の3回食へと進み、徐々に大人と同じようなリズムで食事ができるようになっていきます。

2回食の時期は舌と上あごを使い、食材を押しつぶして食べるようになります。回数が増えるので、いろいろな食材を試し、いろいろな舌触りや食感を体験させてあげましょう。

 

2回食に進むタイミングは?

離乳食を始めて1ヶ月経ったころから、2回食へと移行していきます。目安の時期としては、初期の後半(6ヶ月頃)~中期の前半(7ヶ月頃)です。

離乳食開始1ヶ月後または初期の後半~中期の前半頃になり、以下のような項目がクリアできていれば、3回食に進む合図です。赤ちゃんの体調やお母さんの都合のいい日に3回食を始めてみましょう。

 

  • ヨーグルト状のものをごっくんと飲み込める
  • スプーンを嫌がらず、離乳食を喜んで食べる
  • おかゆの他に、野菜、豆腐、白身魚などが食べられる
  • 1回に子ども茶碗半分くらい食べられる

ただし、離乳食の進み方には個人差があるので、焦らず赤ちゃんのペースに合わせて進めていくことが大切です

上のような項目を挙げましたが、小食で1回の食事でたくさん食べられないという赤ちゃんもいるでしょう。食材も増えて、上手に飲み込むことはできるけど、量がなかなか増えない…という場合は、食べる回数を増やしてあげるのも一つの手です。

 

2回食の量は?

2回食に進む初期後半頃の1食あたりの目安量は下の表の通りです。2回目の量は1回目の1/3くらいの量から始め、少しずつ増やして、1回目と同じくらいの量に近づけていきましょう

献立としては1回の食事で1~3品が目安です。いろいろな味や舌触りを楽しめるように、食材の種類を増やしていきましょう。まだ栄養バランスは考えなくてもいい時期ですが、2回食になったら1回の食事に炭水化物、ビタミン・ミネラル、たんぱく質を含む食材が入るように意識してみましょう。

離乳初期後半の目安量
炭水化物10倍がゆ30~45g
ゆでうどん15~25g
食パン8枚切1/6~1/3枚   
じゃがいも20g
バナナ20g
ビタミン・ミネラル  野菜・果物    15~20g
たんぱく質5~10g
豆腐25g
卵黄1~5g

 

離乳食の形状は?

初期の前半はなめらかなポタージュ状でしたが、2回食へ進むころには、少し水分を減らしたぽってりとしたペースト状にします。徐々に少し粒が残るくらいにすりつぶしたり、みじん切りにしたりして食感を残していきましょう。

固さは舌と上あごでつぶせるくらいで、大人がつまむと簡単につぶせるくらいの固さが目安です。

 

炭水化物

  • おかゆ:6ヶ月頃は10倍がゆ、7ヶ月頃は7倍がゆにし、粗くつぶします。
  • うどん:指で簡単につぶせるくらいにゆでて、すりつぶします。慣れてきたら粗くつぶすか、2mmくらいのみじん切りにします。
  • パン:細かくし、水やミルクで煮てパンがゆにします。初めはすりつぶし、少しずつつぶし方を粗くしていきます。

 

ビタミン・ミネラル

  • 野菜:やわらかく指で簡単につぶせるくらいにゆで、ぽってりとしたペースト状から、少し粒が残るくらいにすりつぶします。

 

たんぱく質

  • :皮や骨を取り除いてゆで、すりつぶします。慣れてきたら1〜2mmにほぐします。パサパサして食べにくい場合は、片栗粉でとろみをつけるか、おかゆに混ぜると食べやすくなります。
  • 豆腐:加熱して、2~3mm角のみじん切りまたは粗くつぶします。
  • :20分ゆでた固ゆで卵の卵黄をすりつぶします。

 

2回食のタイムスケジュール例

1日の授乳の時間のうち2回を離乳食にあてましょう。午前中に1回目、午後に2回目を授乳前に食べさせるとよいでしょう。赤ちゃんは消化機能が未熟なので、2回目は1回目の離乳食から4時間以上はあけるようにして、遅くても19時までには食べさせます。

この時期の栄養はまだ母乳やミルクがほとんどなので、離乳食後には欲しがるだけ母乳やミルクを飲ませてあげましょう。離乳食の時間はなるべく同じにすることで、生活リズムができてきます。

 

 

以上、離乳食の2回食の進め方について解説しました。離乳食の回数が増えると、少し手間もかかるかもしれませんが、レンジ調理や冷凍ストックなどを活用して、焦らず楽しく進めていけるといいですね。

 

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