離乳食のうどんはいつから?進め方や調理のポイントを解説

離乳食

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うどんが食べられるようになると、毎日の離乳食のバリエーションが広がりますね。野菜とも相性がいいので、アレンジのしやすい食材です。

今回は離乳食のうどんはいつからどれくらい食べられるのか、調理方法や選び方、冷凍保存方法などをご紹介します。

 

離乳食のうどんはいつから食べられる?

うどんは離乳食初期から食べることができます。離乳食を始めてから約1か月が経ち、おかゆや野菜、白身魚などに慣れてきた6ヶ月以降がおすすめです。

うどんはうどんでも、乾麺や冷凍うどんはコシがあるので、初めはやわらかい「ゆでうどん」から試してみましょう

 

  • うどんの主原料は三大アレルゲンの一つである「小麦」です。初めて食べさせるときは1さじから、体調のいい日に試しましょう。
  • また、うどんは製造過程で塩を使用します。内臓が未発達な赤ちゃんにとって多量の塩分は負担がかかってしまいます。そのため、しっかりと塩抜きをすることが大切です。

 

時期別の進め方と目安量

 

離乳初期

ゆでうどんを包丁で細かく刻み、やわらかくゆでてからすりつぶします。お湯やだし汁でのばしてから食べさせましょう。

初めは小さじ1から始めます。アレルギーが心配な場合は赤ちゃん用のスプーン1さじからでもOKです。問題なく食べられたら、次から少しずつ量を増やしていきましょう。

慣れてきたら粗くすりつぶして、大きさを徐々に大きくしていきます。

初期の後半には1食で20gくらい食べられるようになります。1回分はゆでうどん2~3本分です。

 

離乳中期

ゆでうどんを包丁で細かく刻み、指で軽く力を入れてつぶせるくらいくたくたに煮ます。初めは3~4mm粗みじん切り、慣れてきたら徐々に1cm長さに近づけていきましょう。

1回分は35~55gでゆでうどん約1/4玉です。

 

離乳後期

ゆでうどんを1~2cm長さに切り、指で軽く力を入れてつぶせるくらいやわらかく煮ます。

1回分は60~90gでゆでうどん約1/3玉です。

 

離乳完了期

ゆでうどんを2~4cm長さに切り、指で力を入れてつぶせるくらいやわらかく煮る。

1回分は105~130gでゆでうどん約1/2玉です。

 

乾麺の分量はゆでうどんの約1/3が目安です。

 

ゆでうどんの調理方法

うどんには塩分が含まれているので、離乳食で使う場合は下ゆでをして塩分を抜くことが基本です。

  • 刻む
    まずは、うどんを刻みます。ゆでる前に刻む方が、麺がまとまっていて刻みやすく、塩分も抜けやすくなります。このとき、包丁をぬらしておくと麺がくっつきにくくなりますよ
  • ゆでる
    鍋にたっぷりの湯を沸かし、刻んだうどんを入れて、大人用よりもやわらかくなるまでゆでます。指で軽く押すとつぶれるくらいの固さが目安です。ゆでうどんの場合は5分程度、乾麺の場合は10〜15分程度が目安です。
    特に乾麺は塩分が高いので、たっぷりのお湯で通常の2倍以上の時間ゆで、しっかりと水洗いします
  • 水洗いする
    ゆであがったらざるにあげ、流水で水洗いして塩抜きをします。
  • すりつぶす
    すり鉢等ですりつぶし、お湯でのばすか、ブレンダーでペースト状にして食べさせましょう。水分が少ないとブレンダーではペースト状にしにくいので、少量の場合はすり鉢に入れ、スプーンの背ですりつぶす方法がおすすめです。

 

うどんの選び方

市販されているうどんにはゆでうどんや乾麺、冷凍うどんなどいくつかの種類があります。離乳食ではやわらかく調理する必要があるので、ゆでうどんがおすすめです。また、塩分もうどんを選ぶ際のポイントとして見ていきましょう。

 

ゆでうどん

ゆでうどんはやわらかくなりやすく、ゆで時間も短くてすみます。乾麺に比べて塩分も少ないので、ゆでるだけで塩抜きができ、調理が簡単です。気になる場合は、ゆでた後に水洗いして塩分を落とすといいですよ。

 

乾麺

乾麺はゆでるのに時間がかかりますが、小さく折ってからゆでることができるので、刻む手間が省けます。長期保存も可能なので、常備しておくのもいいですね。必要な分だけゆでられるので、量を調整しやすいところも利点です。ただし塩分を多く含むので、二度ゆでして水洗いし、塩抜きすることをおすすめします。

 

冷凍うどん

冷凍うどんはコシが強くやわらかくなりにくいので、離乳食にはあまり向いていません。離乳食で使う場合は、しっかりとカミカミできるようになった後期以降がよいでしょう。

 

ベビーうどん

赤ちゃんが食べやすいように短くカットされた離乳食用のベビーうどんも販売されています。食塩不使用のものは塩抜きの手間も省けておすすめです。

 

はくばく 食塩不使用 ベビーうどん

食塩不使用なので麺をザルにあげて水洗いをする必要なく、ゆでてそのまま調理できます。レンジでも調理可能ですよ。
長さ2.5cmの細めのうどんで、袋の上から麺を揉むだけで、さらに短くもできます。
チャック付きの袋に入っているので、好きな量だけ使えて、保存にも便利です。

 

和光堂 らくらくまんま ベビーのうどん

食塩不使用でゆで汁を捨てて、水洗いする必要がないので、鍋ひとつで一品できあがります。電子レンジで調理可能です。
あらかじめ食べやすい長さにカットしてあります。さらに短くしたい場合は、袋の上からもみつぶすだけでOKです。
やわらかくゆでるには時間がかかりますが、一般の乾麺に比べてゆで上がりが早く、時短でできておすすめです。

 

冷凍保存はできる?

ゆでうどんと乾麺は冷凍保存することができます。下ごしらえをした後、時期に合わせた大きさに切って冷凍しましょう。

1食分ずつ小分けにしてラップに包み、冷凍保存袋に入れるといいですよ。ラップで包む際は空気をしっかり抜きます。

冷凍うどんの場合は再冷凍になってしまうので、冷凍保存はNGです

冷凍したうどんは1週間を目安に使い切りましょう。

 

 

以上、離乳食のうどんの調理方法や選び方、冷凍保存方法などをご紹介しました。ぜび参考にしてください。

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