離乳食の冷凍保存容器は様々なものが販売されています。便利な容器がたくさんあるので、どれを買おうか迷ってしまうかもしれません。
今回は数ある保存容器の中から、最低限コレだけ持っておけば大丈夫!という商品を紹介します。
容器のサイズの選び方
冷凍保存容器のサイズは冷凍する食材の量を見ながら決めていきます。食材によって容量と重量は違いますが、ここではおおよその量がわかればいいので、1g=1mlと考えて適した容器の容量を選びましょう。
おかゆを例にとってみてみましょう。おかゆの目安量を下の表にまとめました。コンテナ型等のそのままレンジでチンする容器はふきこぼれる可能性があるため、100ml以上の少し大きめがおすすめです。ただし、冷凍する分量に対して大きすぎると食品が乾燥する原因となるため、ちょうどいいサイズを選ぶことがポイントです。
時期別の保存方法
離乳初期~中期:製氷皿型の容器で冷凍し、冷凍保存袋に入れて保存
食べる量が少ない離乳初期~中期の頃は、少量を小分けにできる製氷皿型の保存容器がおすすめです。容器の容量は、初期は15~30ml程度、中期は15~60ml程度の容器が使いやすいです。100均で手に入る普通の製氷皿でも冷凍のブロックを作ることはできますが、凍った後、取り出すのが難しい場合があります。離乳食専用のものは取り出しやすく、より使いやすいものとなっているため、製氷皿型の容器は離乳食用を用意することをおすすめします。初期~中期には一番よく使う保存容器で、普通の製氷皿と比べると使いやすさは格段に違うので、1つは持っておいても損はないです。ふた付きのものがこぼれにくく、匂いも移りにくいので衛生的でおすすめです。
凍ったら容器から取り出し、保存袋に入れて保存します。少し密封度は下がりますが、スライダー付きの保存袋が、取り出しが素早くできて非常に便利です。
製氷皿型の容器を使うほど量がないというときには、カップ型の容器を利用するといいでしょう。
離乳中期後半~後期、完了期:食べる量が増えてきたらコンテナ型の保存容器
おかゆは製氷皿型の容器で作った冷凍ブロックを3つ以上使うようになると、ストックの消費スピードが早くなるので、コンテナ型の容器が便利になってきます。時期の目安でいうと離乳中期後半~後期の頃です。
容量は、中期後半になると80g程度食べられるようになるため、100ml以上入るコンテナ型の容器がおすすめです。容量が大きいと大人用のおかずを保存することもできるため、離乳食を卒業した後も長く使えます。解凍時にふきこぼれたりする可能性があるため、容量に余裕がある方がいいですが、大きすぎても食品が乾燥する原因になるので適したサイズの容器を選びましょう。様々なサイズの容器が販売されていますが、140ml~180mlくらいが使いやすいでしょう。
食材によってはラップを使用したり、少量だけを冷凍する場合にはお弁当用のシリコンカップ等を合わせて使うといいですよ。
野菜や肉、魚などはまだ量がそれほど多くないので、初期から引き続き製氷皿型の容器で冷凍し、冷凍保存袋に入れて保存するといいでしょう。
コレを用意すればOK!おすすめ保存容器
【製氷皿型】リッチェル わけわけフリージングブロックトレー
- 軽い力でスルッと取り出せる
- 引き出しタイプの冷凍庫でも離乳食がこぼれないフタ付
- 1ブロック容量が、15mL、25mL、50mLの3タイプ
- 別サイズ同士でも積み重ねOK、冷凍庫内で積み重ねてスッキリ収納
- 電子レンジも食洗器OK、繰り返し使える
- 容器とフタが分かれているので、離乳食が入れやすい
- 煮沸、薬液、電子レンジ消毒OK
容量は15ml、25ml、50mlの3タイプがありますが、おすすめは15mlと25mlの2種類持ちです。15mlトレーは初期にはもちろん、完了期でも肉や魚の冷凍保存には活躍します。また中期以降、野菜などのビタミン・ミネラル類は量が増えてきたときには、同じ1種類の野菜で目安量を補うのではなく、2~3種類組み合わせて1食を用意することが多くなります。なので、少量を小分けで冷凍している方がいろいろな野菜を使えて便利です。
おかゆは量が増えてくると、25mlトレーが活躍するでしょう。後で解説しますが、中期後半~後期以降で25mlのブロックを3つ以上使うようになる頃には、コンテナ型の容器に移行していくといいですよ。
【コンテナ型】西松屋 SmartAngel 洗うのカンタン保存容器(140ml×6個)
- フタと本体のふちがフラットだから、キレイに洗えて衛生的!
- フタをしたまま電子レンジOK!
- 140ml容器が6パックでお買い得!
西松屋のSmartAngelの商品は何といってもコスパがいい!フタと本体のふちがフラットで溝がないので、洗いやすい!乾きやすい!安いだけではなく、使いやすさも抜群です。
【冷凍保存袋】旭化成 ジップロック フリーザーバッグ シンプルモデル
- 指先感覚で「パチパチ閉まる」が分かるウルトラジッパー
- 冷凍保存からレンジ解凍まで、移し替えの必要なし
- 内側から開きにくい密封ジッパーで、液漏れが不安なカレーやミートソースもお任せ!
- 厚手の素材で、食材を酸化や乾燥から守る
厚手の素材なので破れにくく、内側から開きにくい密封ジッパーで液体の食材を保存するときも安心です。Wジッパーでしっかり密封保存できます。
【冷凍保存袋】旭化成 ジップロック フリーザーバッグ イージージッパー
- つまみを動かすだけで簡単に開閉できる、スライド式のジッパー付き保存袋
- 冷凍保存からレンジ解凍までできる丈夫な厚手素材とジッパーで、キッチンの食材を酸化や乾燥から守る
スライド式のジッパー付きで開け閉めがとっても簡単!製氷皿型のトレーで作った冷凍ブロックをサッと取り出したいときに非常に便利です。
まとめ
以上おすすめ保存容器を紹介しました。
製氷皿型+コンテナ型+冷凍保存袋の組み合わせがおすすめ
- 製氷皿型の保存容器15mlトレー
- 製氷皿型の保存容器25mlトレー
- コンテナ型の保存容器(140~180ml)
- フリーザーバック
これだけ用意しておけば、離乳食の冷凍保存はOKです。
ぜひ便利な冷凍保存を活用して、効率よく進めていきましょう。
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